2014年10月27日月曜日

久しぶりのカブキブログの競馬語り~菊花賞タイム早すぎね?編~

ブログの方ではお久しぶりです私です。

ROも楽しいです、FF14も冷やかしたいです。ゲーム楽しいです仕事面倒です、ですが私は相変わらず元気です。

そんなわけで、本日の競馬話は菊花賞です。

レース結果はこちら(Netkeiba様)から見ていただくとして、簡単に一言二言。

タイム早すぎぃ!!!
トーホウジャッカル強すぎぃ!!!

でございます。

この2つの話はリンクするのでまとめて語ろうと思います。

 まず、タイムが非常に早いこと。これは京都開幕週から危惧している話でございました。
今年の春開催もそうでしたが、昨今の京都は洋芝(札幌・函館)・和芝(そのほか)並にカテゴリの違う競馬場との認識を新たにしないといけないなあと思うわけです。

 足元が心配であるという意見もありますが、それよりも京都競馬場が特異な競馬場であると言う認識が広がる心配になる昨今なのでございます、このままだと世界屈指のハイスピード競馬場として認識されていくのもほぼ間違いなく、レコードが出ても「京都だもんげ」ですんでしまう感覚が怖いなあと。
(所謂レコードに対するありがたみの希薄化、実際はそんなことはないのだが・・・ね)
 後、内外の差はあるものは当然としてここまでタイムが出ると、枠順の時点で勝負が決まってしまうという危惧も高くなってきます、実力差の近いクラスになればなるほど相対的に枠差が大きくなる。
特に日本競馬の場合欧州競馬と違い「勝つためにこうする」ことよりも「馬を気分よく走らせる」ことが大きい部分がありますので、ますます馬場が良くなれば内目の馬が有利になっていく形になるのかなあ。と。
できるだけ枠差がなくなってくれれるに越したことは無いのですがね。
後「今の京都だから勝てた」って言われることが無いことを願いたいもの。

 さて、そんな超超高速馬場を勝ったトーホウジャッカルですが、これはレコードが出ても当然の競馬でございました。恐らくこんな馬場でなくてもレコードを叩き出せるくらいの実力は有るのは間違いなく、これだけ強い馬が「京都だもんね」で終わってしまわないことを願いたいのです。
確かに、枠順に助けられた&馬場に助けられた部分は否定できませんが3着以下を大きく引き離してる時点で前2頭は相当の高速ステイヤー、来年の天皇賞でも十分な勝負になる馬でしょうし京都のせいと一笑している人にセイウンスカイやナリタトップロードに続く高速ステイヤーの系譜として目にもの見せてほしいものです。
 後はこれから次第では有りますがスペシャルウィークに後継が出来たぞ!と喜びたいがこれも「京都のレコードだもんね(笑)」で終わらないことを願います。
 ついでに言うのであれば金曜売りの時点で250万この馬に突っ込んだ人、見る目ありすぎんだろ・・・・。

 2着のサウンズオブアース、レースは完璧でしたがこの馬はひょっとして「持ってない」タイプかも知れません、来年・再来年の宝塚記念当たりを勝ちそうな雰囲気が少しづつ漂いだしました。ひょっとしたら持っていないのは今年の蛯名なのかもしれませんが、なんとか今年の貯金がある内に重賞かっておかないとステイゴールドコースか何かになりうるかもしれません、それはそれで美味しいけど。

 3着以下は大きく離れましたが、ゴールドアクターは5番手から雪崩れ込むように3着。スクリーンヒーローは本当に牝馬レベルがそんなに高くないのに重賞を狙えるクラスの馬をとにかく出す、今年も種付が数倍に膨れ上がってるので着実に一流種牡馬への階段を登っていくのかもしれません。グラス最強
しかしBMSキョウワアリシバの名前を見るとは思わなかった。
なお、3着以下については前目で流れ込んだ馬が中心なのでちょっと後ろから行って特筆を数個

まず追い込んできた組で最先着(5着)のショウナンラグーン、良い足でありましたが前が止まらなければ同しようもないもののこの馬が唯一後方から突っ込んできたあたりかなりの長い足を使えるタイプなので今後同じようなレースが出てきた場合に(あるの?)馬券に絡めておくと面白いかもしれませぬ。

負けた馬で行くならまずはダービー馬ワンアンドオンリー、強くなったハーツクライ産駒には逆らってはいけない(戒め)と思い本命視いたしましたが、パドック&本馬場入場で大荒れ。流石にこれでこのペースの3000mは持ちませんしレース中も落ち着くこと無く終わってしまいました。
やっぱりハーツクライ産駒の真骨頂は東京なのでしょうかね。

もう一頭は対抗として考えたトゥザワールド、出来は良かっただけに不可解な負け方では有りましたがこういうハイスピードで突っ走るレースに戸惑ったような印象を受けます。
もともと前目前目で良い足を長く使うタイプ、こういう展開は理想的にも見えたのだが馬自体が自分でレースを諦めてしまった感じも受けておりここ最近の負け方で心折れてしまったのかもしれないね。

また、京都はディープ産駒の庭でございますが最先着がサトノアラジンの6着。いかに京都の鬼が多い(こういう軽い馬場大得意)とはいえ、みんなこぞって後方から行くタイプ。前目で同じレベルの足が使えた方々には届かないし、よく考えたらディープ子は長くても2400程度が限界の子が多い、こういうスタミナガッツリ浪費するようなレースには向かなかった。

その点スペシャルウィークやネオユニヴァースなんかの子はこういうスピード任せからの比べ合いが得意な産駒がちょろちょろ居まして、血統による展開の適正なんてのもちょこっとだけ考えてしまうカブキマスクでございました。


何はともあれ13着まで現状のレコードを打ち破るという、馬場ってなんやろと思わせるこの菊花賞。来年には合計47日という超長期開催も控えて馬場造園の人達も大変だとは思いますが良い環境で競馬を行えるように頑張ってほしいものです。


ん?馬券?
ワイドの2-10だけ当ててプラスになりましたヤッター・・・ヤッター・・・腑に落ちねえ・・・。

だってね、その前の条件戦ですら2400mで2:22:8(レコードに0.2秒差)、これ見たら買い目買えたり増やしたりしたくなりますわ。どうあがいても菊花賞はレコード出る馬場だもの、後ろから行く馬に自信持つのは出来なかったわい・・・。


それでは、長くなったのでこちらで語り終わり!お疲れ様でした!!


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